今回は地鎮祭の流れをご説明します
まずは手水をします。(ちょうず、てみず)と読み、神社や寺院に置いて参拝前に手や口を清める水またはその行為のことであります。
手水役には建設会社がだいたい二人で当たります。 そして大体写真撮影係が手水の写真を収めます。
最初に桶から手水役は柄杓で水をすくい、参列者(建主様)に零しの上で清めます。その際、参列者は左手、右手と順に清めて、次に左手に水を溜め口をちょんと清めて、最後は両手を洗う様にします。もう一人が紙のせ台の 半紙などを渡し、参列者は口と手を拭き、紙受けに入れます。
これで手水は完了します。その後用意された席に着席します。
私からのアドバイスとすると、手水もその後の事もそうですが、そんなに細かく気にしないで間違ってもいいので自信を持って楽しんでやったほうが意外と堂々として見えていいと思います。
最大のポイントとしては、恥ずかしがらないことだと私は思っております。
その後席についてもらいます。
席は、祭壇に向かって右と左に分かれておりますので、右側が建主関係者で左側がハウスメーカーなどの建設会社になります。建主様は右から着座してください。上座と下座的な感覚で1番右側が施主様本人や偉い方になります。左側は建設会社の社員担当者が着座するのが基本です。
そしてこれから地鎮祭が始まります。
地鎮祭で建主様が行う事は、2つあります。
1つは鍬入れの儀。もう一つは玉串奉奠(たまぐしほうてん)になります。
次回は鍬入れの儀の説明をしたいと思います。言葉だけだと感覚が掴めないかも知れませんので、YouTubeなどで調べて頂いても参考になるかと思います。