今回の転職でも大きな武器になったのは、資格でした。
建設業界はほとんど、資格が有れば好条件の企業へ転職出来ると今でも思っております。
何故なら,意外にも中規模な会社での資格所有率はそんなに高くありません。
むしろ、小規模で必要に迫られた状況で取得した方々の方がよっぽど資格への気持ちや情熱はあると感じております。
これは、大きな会社では個人の資格をあまり必要としない形態で仕事が出来るような仕組みが出来ております。特に住宅の現場監督などは資格を持っていないことの方が多い様に感じています。
会社に守られており,資格の必要さに関して,切実で無いからだと思います。また,私がいる住宅業界は資格手当などのインセンティブも無いところが多いので、よりその傾向が顕著になっていると考えます。
上記の様な事を考えると、小さな企業から中規模、大規模な企業に転職する事は以外にも容易い事になります。現実的に私もその様道を歩んで来ておりますから。
そんな訳で出来れば若いうちに建設業界の方ならば、資格を取得する事が将来的にも有利な状況を作ると感じております。
特に建設関係に従事している方は、私の独断と偏見と経験で言うならば
2級建築士
⇩
1級建築士
⇩
1級建築施工監理技師
上記の様な順番で取得する事が一番良いと思います。
これにもかなりの理由があります。
まず取り掛かりは取り掛かりやすさでは一番の2級建築士がいいです。
ここで、最低限の建築基準法を資格勉強で覚える事が必要になります。
この若いうちに記憶力が一番高い所で取り掛かる事が大切ですし、2次試験の製図はかなりな体力勝負です。やはり製図も基本を早い段階でやる事は後でかなり有利に働くと感じます。
正直なところ一次試験の学科は過去問だけでも合格が望めますが、製図は資格学校の日建学院か総合資格学院などに通わないと凡人では合格出来ません。図面が書けるからと言って独学で挑むのはかなりハードルが高いと思います。
資格試験の特殊なノウハウがあるからです。これはお金を払ってでも時間を買うと思って迷わずに通ってください。
つづく