住宅のプランについて  リビング編1

皆さんこんにちは!

ヒロゼミナールです。

ここでは一生に1回の経験になることが多い住宅建設の知識を紹介しております。

今までの私の経験での考え方など参考になればと思います。

プロフィールはメニュー欄に入っておりますので、ご興味のある方はご覧ください。

◆リビングの考え方その1

戸建て住宅での場合、おそらく建物は2階建て、3階建てが多いと思います。なかなか平屋建ての方は少ないと思いますので、まずはリビングは1階に配置するのか、それとも上階に配置するのかと言うところを私なりの考え方で説明していきます。

●日当たりについて

敷地環境等もございますが、日当たりは1階よりも上階の方が良い場合が多いと思います。その為にリビングや個室を考える際にどちらの日当たりを重視するのかが重要になります。

  • 個室とリビングどちらに陽当たり、通風の条件がいい方が良いか?
    • 通常の家族での団欒や、個室での過ごし方を考えてどちらが過ごす時間が多いか?どちらで過ごす時間を多くしたいか?
    • 大きな窓や数多くの窓を配置できるのはどちらか?
    • 個室を主にどのような使用方法が考えられるか?個室は寝るだけなど
  • バルコニーを作る際
    • 基本的に1階の配置部屋にはバルコニーは作らないと思います。個室にバルコニーが欲しい場合必然的に個室が上階になります。逆にリビングにバルコニーが欲しい際にはリビングが上階になることになります。

●構造について

木造などの工法でお考えの方は、一般的にリビングを広くしたいと考えているならば上階へ持って行った方が構造的に有利になることが多いです。

  • 基本的に上階より下階の方が建物の荷重がかかる為、上階よりも柱の数、壁の量が多くなります。従って3階より2階、2階より1階の方が柱、壁を構造上多くする必要がございます。
  • 個室を1階に多く配置すると必然的に必要な柱や壁の量は満足し易いです。
  • 広いリビングにしたい、大きな開口(窓)が欲しい方は必然的に柱、壁の量が制限されがちなので、上階に持っていくことが有利になると思います。

今回は、陽当たり、構造の側面からリビングの配置を紹介しました。次回はリビングの使い方などの側面から説明したいと考えております。

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よろしくお願い致します!!

どのハウスメーカーが良い?その6

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今回は工法編その4 重量鉄骨造の特徴

特徴

  • 骨組みの鉄骨に、厚さ6mm以上の鋼材を使ったものを重量鉄骨造と一般的に言う
  • 低層〜超高層の建物に対応できる
  • 構造の柱の数は極端に少なくできる
  • かなりの間口が取れる(スパンを広げられる)
  • 外壁はALCを使うことが多い
  • 耐火建築物にすることが容易
  • 全体的に重量が重くなる
    • 木造<軽量鉄骨造<重量鉄骨造
  • 地盤が弱いとろこの対策としては、支持杭が用いられて費用も多くなることが多い
  • 坪単価は高くなる
    • 木造<軽量鉄骨造<重量鉄骨造
  • 都心などの密集地、高層建物に向いている
  • 構造としては、鉄骨造は地震などを揺れて吸収するので、建物は揺れる
  • 大空間を作ることができるので、ガレージ、店舗、事務所、賃貸併用などの適用がし易い。
  • 構造体と内装材を分けて考えらるので、リフォームがし易い
    • 木造、軽量鉄骨造は間仕切り壁に柱、筋交いなどの構造体が組み込まれているので、間仕切り壁の変更を伴うリフォームがかなりの知識がないと困難、もしくはできないことが多い
  • シロアリ被害に関しては、軽量鉄骨造と同様に被害に会いにくい
  • 交通振動などの微振動をを感じることが多い
    • いろいろな対策は取られているようですが・・
  • 大手ハウスメーカー
    • ダイワハウス
    • 積水ハウス
    • ヘーベルハウス
    • パナソニックホームズなど
  • 重量鉄骨造は、ハウスメーカーだけでなく地場の建設会社などゼネコンと言われる建設会社も手掛けているが、住宅に関する規模になるとハウスメーカー等がお薦め

今までは工法の違いについて簡単なご説明をして参りました

次回は、プランについて説明したいと思います。

質問等ございましたら、問い合わせからお願い致します!!

どのハウスメーカーが良い?その5

皆さんこんにちは!

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今回は工法編その3 軽量鉄骨工法の特徴

特徴(木造在来軸組工法との比較)

  • 基礎の構造は、木造在来工法とほとんど同じ
  • 軽量鉄骨とは、一般的に厚さ4mm以下の鋼材で作られた鉄骨
  • ほとんどが、地場の工務店さんでは作成できないので、ハウスメーカーにて工場生産になる
  • 軽量鉄骨の大手ハウスメーカー
    • 積水ハウス
    • ダイワハウス
    • セキスイハイム
    • パナソニックホームズ その他多数
  • 木造在来工法の柱と梁を軽量鉄骨で作っているようなもの
  • 木造在来工法の基礎の上に設置する土台のようなものはない
  • 構造が鉄なので、主要構造体はシロアリ被害には合わない
    • しかし、床組み、壁組みなどは木製が多いので全く被害がないとは言えない
  • 筋交いのようなものは、鉄製で配置される
  • 基本的に木造在来工法よりは、少し柱の間隔は広くすることができる
  • 梁の変形を防ぐ為に、ブレースと言う水平筋交いを入れる
    • 木造在来工法の場合は、梁の間に小梁を入れてほとんどの場合火打は入れないで、梁を合板の捨てばりでの固定で変形を防ぐ
  • 木造よりプランに制限が多い
  • 木造よりリフォームがしづらい
  • 耐用年数は木造在来工法より一般的に長いと言われている
  • 木造より防火地域などでの、耐火・準耐火構造で作り易い
  • 一般的に木造より価格が高め

次回は重量鉄骨造について特徴を紹介いたします

乞うご期待!!

質問、相談ございましたら、是非問い合わせにメールしてください!!