これから就職する方、これから転職する方には知っていて欲しい事になります。
これは、建設業界の中だけでは無いと思いますが日本の企業は大きな企業にならばなるほど、画一化平均点の高さが求められます。
何故ならば、大企業の仕事はシステム化されております、自身の能力や意欲、努力ではあまり業務成果での差別化が出来ないのが普通です。
これはよく言う大企業病の根源にもなるのかも知れませんが、大きな会社は自社の商品、サービスを向上させて営業、管理、販売をシステム化する事で極端に言ってしまうと誰でもあまり向き不向きも無く業務が出来る様になっております。
昨今の働き方改革も手伝ってか、とても働く環境は整って来ているのが現状です。
これと対称的な小さな会社はと言うと本当に両極端な現実があります。
特に中規模の会社に関しては、現在の大企業の20年前を見ている様に、まだまだがむしゃらな働き方を求められるところが多くあります。
個人の能力に任せて、営業、管理、販売を行っている所多く、良い意味だと個人の能力が発揮されて意欲、努力次第ではかなりの評価も望めます。個人の裁量が大企業よりも多いので、大企業で働くよりもとてもたくさんの経験も出来ます。それなので、中規模の会社は向き不向きが明確に出世、待遇にもあらわれます。
私はどちらかと言うと、画一的、平均的な性格では無いと自己分析しており、いろいろな性格分析にもその様な結果が出ているので恐らくそうなのだと思いますが、その性格も相まって現在の様に転職を6回もする事を選んだ人生になったのかも知れません。
私は前のブログでもお書きしましたが、大きさで言うと中規模の会社に新卒で入社しました。
そこでは、今となっては貴重な経験をさせて頂いたと思います。
そこでは本当に入社して半年も経つと最前線で独り立ちした業務を行いました。
肉体的、精神的にも厳しい環境下で働いておりました。その会社では業務のマニュアルがきちんと整備されていて、大まかな事はそのマニュアルを読み、実行して、理解して身に付ける仕事の覚え方で、今の様なOJT教育も無く,分からないながらも、若さでカバーしていた様に思えます。
当時は若い小さい会社でしたので人間関係が濃く社員の年齢も近かったせいもあり、部活の延長の様な感じで先輩、後輩関係が出来ていました。これを体育会系と呼ぶのかも知れません。業務でもかなり無茶な事もして来ましたが今では良い思い出です。そこでは20代の殆どをすごしたのですが、最終的には部下も7名いる責任者業務をしておりました。
その当時はあまり今ほどマネジメント業務などとは考えても無かったので、ただ管理をしておりました。同期の殆どがいろいろな所で責任者をしておりました。その時の仕事の仕方が今でも影響していると思います。