まずは2級建築士を目指して資格取得しましょう。
この他で、例えば2級建築施工管理技師はどうなのと言う質問があるかも知れません。
この質問に答えるとすると、出来れば早い段階で建築基準法や建設業法などの法規に触れる事が大切だと感じます。
現場監督を主な業務として行っている人でも,施工管理をする際で例えば鉄筋の太さや間隔にも理由がありその理由を理解していると監理し易くなると思います。
建設現場での工事管理はかなりな部分で設計図の通りに出来ているかをチェックする事が多いですが,この設計図もきちんと理由があって図面ができている事を知っているかいないかは大きな違いになります。
その為経験が浅いうちからこの様な目線で仕事が出来るとその次の資格試験にも役に立つ事は間違いないと思います。
2級建築士の資格は2級建築施工管理技師の上位互換資格だと思っており、小規模の建物の施工管理はもちろん小規模な建物の図面、確認申請も提出する事が出来るのです。住宅規模でしたら木造でしたらほとんど、木造以外の工法の建物でしたら小規模な物は網羅できるのです。最低独立を考えている人にでも役に立つ資格になると思います。2級建築士の資格だけで独立している人はあまり見掛けた事はありませんが。
2級建築施工管理技師については、現場管理に特化した資格で一定規模までの用途、金額の建物の施工管理をするために必要な資格になります。専門用語ですと、主任監理者になる事が出来ます。これは2級建築士でも出来る事なのでやはり2級建築士の方が取得するのは少し大変かも知れませんが、幅が広い資格です。
建築関係の仕事をしている方ならば、職人さんでも是非2級建築士、または2級建築施工管理技師は取得してもらいたいです。これはのちのち職人さんも独立して自分の会社を作り「建設業の許可」を得で仕事をする際に実は必要になります。ある程度お年を召されて独立開業を目指すと言う時には、建設業ではこの2級資格の取得がかなりのネックななる事が多いのです。
ですから、若いこれから有望な職人さんも2級建築施工管理技師は最低取得する事を目指した方が後々有益だと感じます。意外にも資格学校には、職人さんもかなりな人数が通っていた記憶があります。とは言ってももう20年も前なので今は違うかも知れません。
そして,晴れて2級建築士の試験に合格したら、1級建築士の資格取得を目指しましょう♪
つづく