転職⑪資格と転職

どうして1級建築士の資格を2級建築士を取得した後に目指すのか?
それは、1級建築施工管理技師の試験は1級建築士の資格を取得していると,1次試験が免除になるからです。これはかなり大きなアドバンテージだと思います。
しかしながら、1級建築士の資格取得はかなりハードルが高いです。
恐らく今でも合格率は毎年10%前後という難関資格になります。
1次試験は学科で2次試験は製図になります。
学科は2級建築士でやったものと比較にならないほどの範囲になりまして、法規の試験科目で使用する法令集の範囲は体感的には、10倍近くなる様に感じます。また、構造、施工もかなり難しくなるので相当量の学習が必要になります。
私の周りでも、1級建築士の資格を取得した方は相当数おりますが学科試験を独学で合格したのは、1人しか知りません。その方は過去問だけをずーっと何度も繰り返し繰り返し解いて、学科を何回か挑戦の末に見事合格しました。
しかし、これはおすすめ出来ません。
恐らく、私には絶対に出来ないと思いますし、ほとんどの人が真似出来ないと思います。かなりな意志の強さが必要ですし、時間効率もあまり良く無いと思います。でも、過去問をほとんど解く事が出来れば学科試験は恐らく合格出来るとは思います。自分のストイックさに自信がもしある様でしたら挑戦してみても良いかも知れません。

1級建築士の学科試験は,やっぱり資格学校に通う事を進めます。

結局は資格に特化した学習が必要になり、実際の業務だけでは知り得ない知識、法規的事例なども多く出題される事と、それなりの時間を必要としますので自分の意志だけではほとんどの人が途中でやらなくなったり、諦めてしまう事になると思います。また、私の場合は資格学校に大金を支払う事で自分で逃げられない状況にして勉強をする(奥様に何度も何度も資格学校にお金を払えない^_^プレッシャーきつい^_^)事で追い込んで勉強しました。

学科試験もかなり大変でした。
私の体験談はそんなに興味が無いと思いますので、今回は割愛いたしますがもし機会が有れば文章化したいと思います。

2次試験の製図も学科以上に大変だった記憶がございます。

つづく