近々の転職活動について

ここ最近、急に転職エージェントよりヘッドハンティングの連絡が入るようになりました。

建設業界は職人も、現場担当者も人材不足の状態は結構前からありましたが、11月だけで3社も連絡がありました。

細かい詳細はお知らせできませんが、現在こちらの希望年収をお伝えしているところ3社のうち2社が先方からお断りの連絡が来ました。

 現在、すぐに転職とは考えていませんでしたし元々3年前ぐらいに自分の価値を確認するためにエージェント会社に登録していて、昨年は1件の連絡で面接をしただけだったので何故か急に連絡が来て正直びっくりしています。

 自分の希望年収は現在の年収の1.1倍〜1.2倍での提示ではありますが、やはり先方も安い金額で雇い入れようと言うところはどうしても仕方がないところのように感じております。

大体、給与レンジの幅が広い場合でもほとんどが最高値を希望しても前向きな感じにはならないと言うことが私の今までの経験で分かっております。

 今までの転職に至っては、多少収入が減少してもその後の昇給を見込んでおりましたが流石に今年48歳になった私には恐らく次回の転職が最後の昇給チャンスになりますので少し慎重にならないとならないので、まずは給与レンジが最優先になっております。

退職金は随分前から諦めていますので、給料でのみ考えないとならないと思っております。
どちらにしても最後の転職になると思うのでかなり慎重になるのは仕方ないですね。
でも,この様な案件は本当の現在でも有名な会社という所はほとんどなく、実際にはこれから大きくなろうという会社ばかりなのでかなりの賭けになると感じております。

どうしても、転職しないとならない訳ではないのでこれから面接をお願いされている会社があるので、また次回ご報告出来れば良いかなと思っています。実はあまり良い評判を聞かない企業なので乗り気では無いのですが。

また,次回を楽しみにしてください!

建設ラッシュ到来?その1

今年は例年にないくらいの建設ラッシュを肌で感じています。

その理由は、今全く職人さんが足りません。

毎年この時期になると職人さんが少なくなってくる事はあるのですが、今年は例年以上の状況になっております。

 今現在もうすでにかなり逼迫している職種は、大工工事です。

 木造住宅は大工工事がほとんどを占めるので大工さんの不足は顕著に影響を受けます。

 その他の木造でない住宅の大工、大規模な建築物の大工全てにおいて不足している状況でございます。

 私もツテがある業者のほとんどに連絡を取りましたが、首都圏はもちろん北関東でもほとんど業者が見つかりません。恐らく甲信越、東北地方も同じ状況にあると予想されます。

 この流れだと、どこの建設会社でも3月のお引き渡しを目指して仕上げてくる建物が予定通りに進まないことになります。

 予定通り進まないと言うことは、突貫工事が増える事になりますので、品質確保の面、仕上がり精度の面ではかなりの低下が予想されます。

また現在、建設業界は、材料費の高騰、燃料費の高止まりと、職人不足による施工費の高騰のダブルパンチを受けており、粗利益を相当削らざる得ない状況下にありますので、住宅メーカーなどの社員は働き方改革に銘打った残業の制限などでサービス残業、サービス休日出勤が常態化が見られます。

 今でも良い環境下ではございませんが、どんどん劣悪な環境下になって崩壊を懸念する状況まで来ていると思います。

建築資材はここ12年で2割程度価格が上昇、施工費も現在職人の取合い傾向になりこちらも2割程度上昇しているのが現在の状況です。

この状況は、私が思うに、当分続くと思うので、建て主様が建物を購入する際の価格にも既に一部反映されておりますが、目に見えて近いうちに必ず反映されると思います。

 住宅の購入者は、お給料が上がるわけでもなく住宅価格が上がり、予想されるのは住宅ローンの金利の上昇です。住宅の購入を考えている方はダブルショックの騒ぎではなくトリプルショック、そのさらなるショックが予想されます。

凄いキッチンメーカー見つけました!!

 先日よりお客様のご要望で、店鋪を開くための相談を受けておりました。
簡単な調理のみをしたいとの要望で、シンクは2つ必要だとのことをご要望のようでした。

 私は住宅に入れるキッチンメーカーはある程度知っているので、いろいろと探しましたがなかなか2シンクのキッチンは探すことができずにインターネットなどで探していたところピッタリ私の思い描いていたキッチンと巡り会えました。

そこは、スタディオンというオーダーキッチンメーカーでした。
https://www.stadion.co.jp

天板がステンレス使用がほとんどで、いろいろな提案ととても魅力的な見栄えのキッチンを仕上げてくれるところでした。
まだ、資料請求などをしている状況ですので、ほとんどわからないのですがある程度図面が煮詰まったら提案と見積もりをしてもらおうと思っております。
 関東圏は新宿と横浜にあるようなので、近いうちに一度ショールームに伺ってみようと思っています。

 また、そこで知ったのが食洗機のガゲナウです。
もちろん日本製ではなくドイツのメーカーらしいのですが、日本製のものと比べてもかなりの大容量で形状も格好がいいので、恐らく好きな人はゾッコンになるのではないかと思います。
金額も日本製のものよりもかなり高額になりますが、注文住宅をお考えの方ならば1度はみていただき検討してもいいのかも知れません。

 一般的な有名ハウスメーカーは嫌がると思いますが、一見の価値があると思います。
私がまた自分で家を建てる際には、必ずキッチンの候補の1つになることは間違いないとおもいました。

 この道、25年以上もやってきていますがまだまだ勉強が足りないことを痛感いたしました。

 食洗機だけでなく、キッチンにバーベキューグリルなどかなりこだわりのあるキッチンスペースができると思うので、唯一無二の独特なキッチンをお探しでしたら是非ホームページを確認してみてください。

 奥様だけでなく、御主人ももしかすると惚れ込んでしまうかも知れませんよ。

気をつけて!!解体前の一般廃棄物の処理!!

まず一般廃棄物について説明をしましょう。
一般廃棄物とは簡単に言ってしまうと、
私たちの日常生活から排出されるゴミです。

○ 一般廃棄物とは
一般廃棄物とは、家庭から排出される廃棄物と、事業活動に伴って発生するごみのうち産業廃棄物以外のごみ(事務所・商店などから排出される紙ご み、飲食店から排出される生ごみなど)をいいます。
例えば、企業の事務所から出る壊れたパソコンは産業廃棄物、家庭から出 た場合は一般廃棄物です。
一般廃棄物は、さらに、「ごみ」と「し尿」に分かれます。

例えば、解体工事前に建物内に残った廃棄しないとならないもの残置物、孤独死での残置物の廃棄。このようなものは、一般廃棄物として処理をしなければなりません。
それと違い、まるまる1件をハウスメーカーに会社解体してもらう際に、一般廃棄物が残っている際には、そちらは産業廃棄物扱いになってしまいます。
基本的に解体工事の前に一般廃棄物は処理してからの解体工事が基本となりますので、要注意です。
一般廃棄物より産業廃棄物が処理費用が多くかかります。なぜなら産業廃棄物はマニフェストと言うきちんと最終処分までの道のりが分かる書類が添付されるからです。
 一般廃棄物の粗大ゴミ、家具類などは地方自治体のゴミ処理場などに持っていかれるのが一般的です。

実際のところ老人や女性の方だけですと、一般廃棄物の処理は時間をかけても難しいものですので、最終的にインターネットなどで調べて一般廃棄物を処理する業者を探してお願いすることが多くあるようです。この業者がかなり怪しいらしいです。
一般廃棄物の処理も資格が必要になりますが、きちんとした資格も持たず、ぼったくり価格で見積もり見積もりを提出し、その金額を相場もわからない素人の方々は鵜呑みにして支払ってしまうことがかなりあるようです。

そういったことを防ぐ防ぐためにも、地方自治体に電話連絡等で相談して、一般廃棄物処理の業者さんなど紹介してもらうと言うこともいいと思います。
 例えば、区役所、市役所などです。斡旋はできないと思いますが、そこの自治体での一般廃棄物の廃棄ができる登録業者の表などを見せていただけると思います。
 その中から、何社か選んで見積もりを取るようにすると適正な処理と適正な価格でお任せできると思いますので、面倒かも知れませんが依頼してください。


 私が知っている限りですと、きちんとした一般廃棄物処理業者さんの見積もりよりも、2倍から3倍の金額で処理をしている業者さんもかなりいるみたいです。ゴミの処理はきちんとしないといけませんので、十分に注意してもらったほうがいいと思います。

スペアキーの作り方

皆さん玄関などの鍵を紛失された際にスペアーキーを作成するときどうされておりますでしょうか

街角にあるスペアキー作成、店舗等での複製をされてるかもしれませんが、かなり高額な金額を取られるんじゃないかなと思います。
しかも今のディンプルキーとは、鍵に丸い穴みたいものが掘り込まれて複製するのがかなり難しく、複製してもわずかな誤差で長年使っていくとシリンダーと言われる鍵の受け手側の方が壊れてしまって何万も掛かることが多いと言われます。

それなので鍵のメーカーさんに作ってもらうのが1番良いかなと思います。
どうしても作成して手元に届くまでに2週間から3週間かかるかもしれませんが、それまでは我慢していただくか、前にもお知らせしましたスマートキーを使うのもいいかもしれません。

それでは作成方法を紹介しましょう。まずは美和ロック。その後はゴール、リクシルこれぐらいあれば問題ないかなと思われます。下記リンク先に飛んでください。

美和ロックスペアキー作成
https://www.miwa-lock.co.jp/tec/support/duplicatekey.html
ゴールスペアキー作成

https://www.goal-lock.com/ecadmin/shopping3/ec/index/
リクシルスペアキー作成

https://parts.lixil.co.jp/lixilps/shop/special.html?fkey=sparekey

かなり今の鍵は精巧にできているため、先ほどにもありましたが街角の合鍵作成はしないようにしてください。恐らくハウスメーカーにも注意されているとは思います。
しかし、だいたい全部で5本くらい今は渡されているので、スペアキーの作成はいらないかも知れませんが、記憶の片隅にでも置いてください。

システムバスについて②換気暖房乾燥器 特定保守製品

 最近のシステムバスを見るとほとんどのお宅で換気暖房乾燥器を付けている様に思います。
実際に賃貸住宅でも換気暖房乾燥器を付けているところも多く見ます。
 少し前まではこの換気暖房乾燥器は特定保守製品の対象でしたが、ここ最近対象外になりました。

これは、故障する事がほとんどない様になっている事が検証された事が大いに反映されていると考えます。私の自宅は10年前に新築で建てたので、その時はきちんと所有者情報を記入してメーカーに登録しました。
新築してから5,6年経った時に点検の連絡が来て点検して頂きました。
その際になんだかんだで2万円位支払った事を覚えております。
別に故障していたわけでも無く,問題なく使用しておりましたが点検などすると出張費や部品交換などでこの位は最低取られてしまいますね。

 これはメーカーからの定期的な点検の義務が無くなったという事で、全く故障しなくなったという訳でなく使用者の責任で管理しないといけませんので、熱を発生する器具ですので定期的なお手入れをしてください。また、故障かと思ったら使用せずにメーカーに点検を依頼してください。

私の家では今でも問題なく使用できていますので、使う頻度の事もあるかも知れませんが耐用年数は10年超えておりますね。

転職⑪資格と転職

どうして1級建築士の資格を2級建築士を取得した後に目指すのか?
それは、1級建築施工管理技師の試験は1級建築士の資格を取得していると,1次試験が免除になるからです。これはかなり大きなアドバンテージだと思います。
しかしながら、1級建築士の資格取得はかなりハードルが高いです。
恐らく今でも合格率は毎年10%前後という難関資格になります。
1次試験は学科で2次試験は製図になります。
学科は2級建築士でやったものと比較にならないほどの範囲になりまして、法規の試験科目で使用する法令集の範囲は体感的には、10倍近くなる様に感じます。また、構造、施工もかなり難しくなるので相当量の学習が必要になります。
私の周りでも、1級建築士の資格を取得した方は相当数おりますが学科試験を独学で合格したのは、1人しか知りません。その方は過去問だけをずーっと何度も繰り返し繰り返し解いて、学科を何回か挑戦の末に見事合格しました。
しかし、これはおすすめ出来ません。
恐らく、私には絶対に出来ないと思いますし、ほとんどの人が真似出来ないと思います。かなりな意志の強さが必要ですし、時間効率もあまり良く無いと思います。でも、過去問をほとんど解く事が出来れば学科試験は恐らく合格出来るとは思います。自分のストイックさに自信がもしある様でしたら挑戦してみても良いかも知れません。

1級建築士の学科試験は,やっぱり資格学校に通う事を進めます。

結局は資格に特化した学習が必要になり、実際の業務だけでは知り得ない知識、法規的事例なども多く出題される事と、それなりの時間を必要としますので自分の意志だけではほとんどの人が途中でやらなくなったり、諦めてしまう事になると思います。また、私の場合は資格学校に大金を支払う事で自分で逃げられない状況にして勉強をする(奥様に何度も何度も資格学校にお金を払えない^_^プレッシャーきつい^_^)事で追い込んで勉強しました。

学科試験もかなり大変でした。
私の体験談はそんなに興味が無いと思いますので、今回は割愛いたしますがもし機会が有れば文章化したいと思います。

2次試験の製図も学科以上に大変だった記憶がございます。

つづく

転職⑩資格と転職

まずは2級建築士を目指して資格取得しましょう。
この他で、例えば2級建築施工管理技師はどうなのと言う質問があるかも知れません。
この質問に答えるとすると、出来れば早い段階で建築基準法や建設業法などの法規に触れる事が大切だと感じます。
現場監督を主な業務として行っている人でも,施工管理をする際で例えば鉄筋の太さや間隔にも理由がありその理由を理解していると監理し易くなると思います。
建設現場での工事管理はかなりな部分で設計図の通りに出来ているかをチェックする事が多いですが,この設計図もきちんと理由があって図面ができている事を知っているかいないかは大きな違いになります。
その為経験が浅いうちからこの様な目線で仕事が出来るとその次の資格試験にも役に立つ事は間違いないと思います。

 2級建築士の資格は2級建築施工管理技師の上位互換資格だと思っており、小規模の建物の施工管理はもちろん小規模な建物の図面、確認申請も提出する事が出来るのです。住宅規模でしたら木造でしたらほとんど、木造以外の工法の建物でしたら小規模な物は網羅できるのです。最低独立を考えている人にでも役に立つ資格になると思います。2級建築士の資格だけで独立している人はあまり見掛けた事はありませんが。

 2級建築施工管理技師については、現場管理に特化した資格で一定規模までの用途、金額の建物の施工管理をするために必要な資格になります。専門用語ですと、主任監理者になる事が出来ます。これは2級建築士でも出来る事なのでやはり2級建築士の方が取得するのは少し大変かも知れませんが、幅が広い資格です。

建築関係の仕事をしている方ならば、職人さんでも是非2級建築士、または2級建築施工管理技師は取得してもらいたいです。これはのちのち職人さんも独立して自分の会社を作り「建設業の許可」を得で仕事をする際に実は必要になります。ある程度お年を召されて独立開業を目指すと言う時には、建設業ではこの2級資格の取得がかなりのネックななる事が多いのです。
ですから、若いこれから有望な職人さんも2級建築施工管理技師は最低取得する事を目指した方が後々有益だと感じます。意外にも資格学校には、職人さんもかなりな人数が通っていた記憶があります。とは言ってももう20年も前なので今は違うかも知れません。

そして,晴れて2級建築士の試験に合格したら、1級建築士の資格取得を目指しましょう♪

つづく

転職⑨資格と転職

今回の転職でも大きな武器になったのは、資格でした。
建設業界はほとんど、資格が有れば好条件の企業へ転職出来ると今でも思っております。
何故なら,意外にも中規模な会社での資格所有率はそんなに高くありません。
むしろ、小規模で必要に迫られた状況で取得した方々の方がよっぽど資格への気持ちや情熱はあると感じております。
 これは、大きな会社では個人の資格をあまり必要としない形態で仕事が出来るような仕組みが出来ております。特に住宅の現場監督などは資格を持っていないことの方が多い様に感じています。
 会社に守られており,資格の必要さに関して,切実で無いからだと思います。また,私がいる住宅業界は資格手当などのインセンティブも無いところが多いので、よりその傾向が顕著になっていると考えます。
 上記の様な事を考えると、小さな企業から中規模、大規模な企業に転職する事は以外にも容易い事になります。現実的に私もその様道を歩んで来ておりますから。
 そんな訳で出来れば若いうちに建設業界の方ならば、資格を取得する事が将来的にも有利な状況を作ると感じております。

特に建設関係に従事している方は、私の独断と偏見と経験で言うならば

2級建築士

1級建築士

1級建築施工監理技師

上記の様な順番で取得する事が一番良いと思います。
これにもかなりの理由があります。
まず取り掛かりは取り掛かりやすさでは一番の2級建築士がいいです。
ここで、最低限の建築基準法を資格勉強で覚える事が必要になります。
この若いうちに記憶力が一番高い所で取り掛かる事が大切ですし、2次試験の製図はかなりな体力勝負です。やはり製図も基本を早い段階でやる事は後でかなり有利に働くと感じます。
正直なところ一次試験の学科は過去問だけでも合格が望めますが、製図は資格学校の日建学院か総合資格学院などに通わないと凡人では合格出来ません。図面が書けるからと言って独学で挑むのはかなりハードルが高いと思います。
資格試験の特殊なノウハウがあるからです。これはお金を払ってでも時間を買うと思って迷わずに通ってください。

つづく


転職⑧企業と風土(中規模企業編)

 また会社を辞めてしまった私は次の就職先も全く決まっていなかったために、今後このようなゆっくりとできる期間はないと考え、いろいろと考えましたが親孝行をしようと自分の両親を海外旅行に連れて行きました。
 妻の親も国内ですが京都に連れて行きました。
たまには、長期休暇があるのはいいものですが収入がなくなるとあっという間に貯金がどんどん無くなりました。
当たり前だと言えば当たり前なのですが、これは経験してみないとわからないちょっと恐怖にも似た思いをいたしました。

その後、新卒で入った先の会社のつてで、ある程度名の知れている中規模企業に入社することになりました。
そこはその当時では、自分なりにはなかなかの給与条件での待遇でした。
元々大して給料をもらっていなかったということもありますが、1社目の最終年収(29歳時点)はおおよそ400万円後半、2社目の年収(30歳時点)は1年勤務していなかったのですがおおよそ同じか少し少ないくらい今回の3社目は条件としては近い将来に責任者を任せられて、初年度は年俸制で600万円ということになりました。

なかなか同じ会社で働いていたら、このように急に2〜3年で年収は上がりません。
月収で言うとおおよそ10万円位多くなるのですから若い時の転職は同じ企業で働いているよりも好条件が望めるように感じました。なかなか同じ会社で勤めていても役職が上がったりしないと給料はそんなに上がりませんからね。

その時の仕事は、完全に現場監督の仕事になりました。
そこでは2×4工法、木造在来軸組工法の2種類を扱っていたので初めて間近で2×4工法を体験できました。
なかなか北関東でずっと仕事をしてきたのですが、2×4工法は見ることが少なくどのような構造かもほとんどわからない状況でした。
 また、自分で設計をしないものを施工管理することが初めてだったので、本音で言うと設計担当は全くのお絵描き先生だと心の底から思いました。正直なところ今でもそう思っております。
なぜかというと簡単に言ってしまえば、図面に絵を描いてお施主様と進めているがその絵をどのように現実的にするか、細かなディティールも全く考えていなく思いのまま進めてしまうのです。いつもこれはどのように作ろうかなどと自分で考えて、設計担当に確認して進めると言ったことを繰り返して現場を納めておりました。また、お施主様にも現場の納めを説明して進めるといったことがしばしばあり、その時以来設計担当の図面は信頼しておりませんでした。
 こんなことを書くと少し語弊があるかも知れませんが、ハウスメーカーの設計者なんて正直そんなレベルです。

やはり、現場の納めなどを解っていないといろいろな提案ができないし、根拠の無い提案事例もかなりな量がございます。

次回につづく