住宅のプランについて  リビング編2

皆さんこんにちは!

ヒロゼミナールです。

ここでは一生に1回の経験になることが多い住宅建設の知識の紹介をしております。

今までの私の経験での考え方など参考になればと思います。

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◆リビングの考え方その2

今回はリビングと他の部屋、設備との関係性からプランの考え方を考えていきたいと思います。

  • リビングとの関係性
    1. リビングとキッチン、ダイニングとの関係
    2. リビングと外部空間との関係
    3. リビングと個室との関係

それぞれを細かくご説明して参りましょう!

1.リビングとキッチン、ダイニングとの関係

リビング、ダイニング、キッチン(LDK)、リビング、ダイニング(LD)、ダイニング、キッチン(DK)など様々な形態があると思いますが、どのような形態が良いかは、ほとんど家の大きさで決まってきてしまうと考えても良いと思います。

簡単に説明すると、LDK<LD+K<L+DKのような大きさの関係が一般的になると思います。部屋をまとめてしまった方が、間仕切り建具なども必要ないので、省スペースで構成も出来ます。

・L+DKパターンの特徴

今までの経験上、来客など多くリビングを昔で言う客間(ゲストルーム)として兼用の使い方を考えた方が好む傾向にあります。また、家の構成を個室メインで考えて、リビングを趣味部屋(シアタールーム、ゲームルーム、カラオケルーム)の兼用として使用を考えている方にとっては使い易いプランになると思います。

・L D+Kパターンの特徴

キッチン空間を別にしていると言うことで、お客様が来られたときにキッチンをあまり見られたくないと言う意向か、キッチンの匂いを他のリビング、ダイニングに届かせたくないと言った意向のある場合が多いです。

また、LDとして大家族や親戚などが多く集まる場合には大きな空間ができるので重宝するかと言うメリットもございます。

リビング、ダイニング、キッチンの考え方は本当に家族でのライフスタイルによって様々でありますので、どのようなライフスタイルを考えているか?また、どのようなライフスタイルを目指しているのか?家族の年齢構成など複雑な要素があるので、理想の住宅設計のためにも充分に考え、相談して決めていくことをお薦め致します。

今回は、リビング、ダイニング、キッチンと言った基本構成の考え方を紹介致しました。次回はリビングと外部空間の関係について説明いたします。

質問等ございましたら、問い合わせにメールください。

よろしくお願い致します!!

住宅のプランについて  リビング編1

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◆リビングの考え方その1

戸建て住宅での場合、おそらく建物は2階建て、3階建てが多いと思います。なかなか平屋建ての方は少ないと思いますので、まずはリビングは1階に配置するのか、それとも上階に配置するのかと言うところを私なりの考え方で説明していきます。

●日当たりについて

敷地環境等もございますが、日当たりは1階よりも上階の方が良い場合が多いと思います。その為にリビングや個室を考える際にどちらの日当たりを重視するのかが重要になります。

  • 個室とリビングどちらに陽当たり、通風の条件がいい方が良いか?
    • 通常の家族での団欒や、個室での過ごし方を考えてどちらが過ごす時間が多いか?どちらで過ごす時間を多くしたいか?
    • 大きな窓や数多くの窓を配置できるのはどちらか?
    • 個室を主にどのような使用方法が考えられるか?個室は寝るだけなど
  • バルコニーを作る際
    • 基本的に1階の配置部屋にはバルコニーは作らないと思います。個室にバルコニーが欲しい場合必然的に個室が上階になります。逆にリビングにバルコニーが欲しい際にはリビングが上階になることになります。

●構造について

木造などの工法でお考えの方は、一般的にリビングを広くしたいと考えているならば上階へ持って行った方が構造的に有利になることが多いです。

  • 基本的に上階より下階の方が建物の荷重がかかる為、上階よりも柱の数、壁の量が多くなります。従って3階より2階、2階より1階の方が柱、壁を構造上多くする必要がございます。
  • 個室を1階に多く配置すると必然的に必要な柱や壁の量は満足し易いです。
  • 広いリビングにしたい、大きな開口(窓)が欲しい方は必然的に柱、壁の量が制限されがちなので、上階に持っていくことが有利になると思います。

今回は、陽当たり、構造の側面からリビングの配置を紹介しました。次回はリビングの使い方などの側面から説明したいと考えております。

質問等ございましたら、問い合わせにメールください。

よろしくお願い致します!!

どのハウスメーカーが良い?その6

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今回は工法編その4 重量鉄骨造の特徴

特徴

  • 骨組みの鉄骨に、厚さ6mm以上の鋼材を使ったものを重量鉄骨造と一般的に言う
  • 低層〜超高層の建物に対応できる
  • 構造の柱の数は極端に少なくできる
  • かなりの間口が取れる(スパンを広げられる)
  • 外壁はALCを使うことが多い
  • 耐火建築物にすることが容易
  • 全体的に重量が重くなる
    • 木造<軽量鉄骨造<重量鉄骨造
  • 地盤が弱いとろこの対策としては、支持杭が用いられて費用も多くなることが多い
  • 坪単価は高くなる
    • 木造<軽量鉄骨造<重量鉄骨造
  • 都心などの密集地、高層建物に向いている
  • 構造としては、鉄骨造は地震などを揺れて吸収するので、建物は揺れる
  • 大空間を作ることができるので、ガレージ、店舗、事務所、賃貸併用などの適用がし易い。
  • 構造体と内装材を分けて考えらるので、リフォームがし易い
    • 木造、軽量鉄骨造は間仕切り壁に柱、筋交いなどの構造体が組み込まれているので、間仕切り壁の変更を伴うリフォームがかなりの知識がないと困難、もしくはできないことが多い
  • シロアリ被害に関しては、軽量鉄骨造と同様に被害に会いにくい
  • 交通振動などの微振動をを感じることが多い
    • いろいろな対策は取られているようですが・・
  • 大手ハウスメーカー
    • ダイワハウス
    • 積水ハウス
    • ヘーベルハウス
    • パナソニックホームズなど
  • 重量鉄骨造は、ハウスメーカーだけでなく地場の建設会社などゼネコンと言われる建設会社も手掛けているが、住宅に関する規模になるとハウスメーカー等がお薦め

今までは工法の違いについて簡単なご説明をして参りました

次回は、プランについて説明したいと思います。

質問等ございましたら、問い合わせからお願い致します!!

どのハウスメーカーが良い?その5

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今回は工法編その3 軽量鉄骨工法の特徴

特徴(木造在来軸組工法との比較)

  • 基礎の構造は、木造在来工法とほとんど同じ
  • 軽量鉄骨とは、一般的に厚さ4mm以下の鋼材で作られた鉄骨
  • ほとんどが、地場の工務店さんでは作成できないので、ハウスメーカーにて工場生産になる
  • 軽量鉄骨の大手ハウスメーカー
    • 積水ハウス
    • ダイワハウス
    • セキスイハイム
    • パナソニックホームズ その他多数
  • 木造在来工法の柱と梁を軽量鉄骨で作っているようなもの
  • 木造在来工法の基礎の上に設置する土台のようなものはない
  • 構造が鉄なので、主要構造体はシロアリ被害には合わない
    • しかし、床組み、壁組みなどは木製が多いので全く被害がないとは言えない
  • 筋交いのようなものは、鉄製で配置される
  • 基本的に木造在来工法よりは、少し柱の間隔は広くすることができる
  • 梁の変形を防ぐ為に、ブレースと言う水平筋交いを入れる
    • 木造在来工法の場合は、梁の間に小梁を入れてほとんどの場合火打は入れないで、梁を合板の捨てばりでの固定で変形を防ぐ
  • 木造よりプランに制限が多い
  • 木造よりリフォームがしづらい
  • 耐用年数は木造在来工法より一般的に長いと言われている
  • 木造より防火地域などでの、耐火・準耐火構造で作り易い
  • 一般的に木造より価格が高め

次回は重量鉄骨造について特徴を紹介いたします

乞うご期待!!

質問、相談ございましたら、是非問い合わせにメールしてください!!

どのハウスメーカーが良い?その4

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今回は工法編その2 ツーバイフォー工法の特徴

特徴(木造在来工法との比較)

  • 基礎は木造在来工法とほとんど同じ
  • 基本単位の2×4材と言う木材と合板と釘と補強金物で躯体を造る
  • 壁工法で外壁は2×4材と合板で壁のパネルを作り、現場作製の場合ある程度のスパンを床面で作成して、その壁を起こし建てて、壁を配置する方法をとる
  • 木造在来工法のように、筋交いはなく壁(合板の耐力)で地震の揺れなどに対応する
  • 柱みたいなものは2×4材を何枚か釘で接合して作る
  • 造る順序として、基礎→土台、1階床→1階外壁、間仕切り→2階床根太→2階床→2階外壁、間仕切り→小屋組→屋根野地と言った流れになり下からどんどん積み重ねていく工法になる
  • 躯体の作り方も主に2種類あり、手組みで現場で全て2×4材と合板の材料を搬入して作りあげる工法と、パネル組みで現場に搬入できるスパンの壁、床などを工場で作成して現場でクレーンを用いて組み立てる方法がある
  • ツーバイフォー工法とは木造枠組壁工法で、木造在来工法を木造軸組み工法といいます。
  • 部位によっては、2×4材の他にも2×6材、2×8材、2×10材、4×4材、4×6材など断面の違った材料も使いますが一般的にツーバイフォー工法と言われております。
  • 大手ハウスメーカーでは 
    • 三井ホーム
    • 住友不動産
    • 住友林業
    • スエーデンハウスなど

次回は軽量鉄骨造について特徴を紹介致します

乞うご期待!!

どのハウスメーカーが良い?その3

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今回は工法編その1 木造在来工法 特徴

メリット

  • 価格帯が選べる→お好みでローコスト〜ハイコストを選べる。基本的には材料代の違い
  • 自由度が高い→梁の飛ばし制限はあるものの全体的に自由度が高い
  • メーカー選択肢が多い→大手ハウスメーカーでは住友林業、積水ハウス、一条工務店など ローコストメーカーもほとんどこの工法
  • 構造が単純→リフォームし易い
  • 日本古来の建築様式→本格和室が造れる
  • 木で出来ているので、建物自体の重さは軽い→自沈しにくい
  • 木の価格帯は安定している→価格の変動は少ない
  • 工期は比較的短い→現在はほぼ構造躯体はプレカットで工場で作られて、現地で組み立てられる

デメリット

  • 剛性が低い→石膏ボードのひび割れが出やすい
  • シロアリ被害が心配→念のため定期的に防蟻工事をお勧め
  • 火事で燃えやすい→近年かなり施工方法も発達してきた
  • 集成材を使っていても木の収縮がある→隙間等出やすい
  • 基本的に低層建築物→基本的に平屋〜3階建

総括

  • いろいろデメリットもあるが、現在はかなり改善されていて木造軸組工法は有力な選択肢になると思われます。
  • 防火地域での建設はできなくはないが、かなり制限がある
  • 全体的には、躯体の精度が高く日本人向けに思う
  • 素人の方でのプランでも、実現化し易い

次回は、なかなかわからないツーバイフォー工法の特徴を紹介致しますので、乞うご期待!!

どのハウスメーカーが良い?その2

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前回は、プレハブ住宅ハウスメーカーの特徴を紹介致しましたが、今回はプレハブでないハウスメーカーの特徴を紹介致します。

プレハブでない(工場生産が少ない)住宅の特徴

  • プランの制約が割とゆるい
  • 構造は、木造住宅がメインになるがその他RC造、重量鉄骨造などいろいろあり、現場での作成が基本になる
  • 現場での製作が基本なので、搬入路などの制約が少ない
  • 工期がプレハブ住宅よりも要する場合が多い
  • 価格は、工法によってまちまち  木造<鉄骨<RC造   ローコスト〜ハイグレード選べる
  • 大手ハウスメーカーから設計事務所、建設会社、地場の工務店が競合になる
  • 従業員の質 大手ハウスメーカーは離職率が割と低いので、自メーカーの知識は高い、ローコストメーカーは割と離職率が高いので、担当者によって知識はまちまち
  • プレハブ住宅よりも購入者の知識が必要になる
  • 自由度が高いので、購入者の意向(個性、オリジナル)が表現しやすい

上記のような特徴があります。

次回は工法による特徴を紹介致します!!

ご質問等お待ちいたしております。

どのハウスメーカーが良い?

皆さんこんにちは!!

ヒロゼミナールです。                   ここでは一生に1回の経験になることが多い住宅建設への知識を紹介しております。

今回は、ハウスメーカーの違いを紹介させていただきましょう。

まずハウスメーカーにもいろいろ種類があります。

  • 注文住宅が得意なメーカー
  • 土地つき建売住宅が得意なメーカー

上記のように大きく2つに分かれており、          注文住宅が得意なハウスメーカーも下記のように細分化できます。

  • CMなど行っている有名ハウスメーカー
  • ローコストハウスメーカー
  • 地場のハウスメーカー

この違いを少しわかりやすく説明したいと思います。

まず、有名ハウスメーカーはその多くがプレハブ住宅になり工業化住宅と言って住宅の主構造部分を工場で作成して建設現場での作業を極力少なくする住宅になります。

プレハブ住宅の特徴

  • プランの制約が多い
  • 構造は、軽量鉄骨造が多く基本的に工期が短くできるなど利点も多い
  • 工場製作が多い為、搬入路での制限が多い
  • 現場での変更対応に追従しづらい
  • 価格が高め
  • 有名メーカーで建てたと言うステイタスが持てる
  • 有名メーカーの安心感がある
  • 社員の離職率が割と低い為、自メーカーの知識が高い
  • 逆に自メーカーの事しか知らないので、一般建築知識が乏しい傾向がある
  • 長期保証制度の充実

上記のような特徴があります。

次回はプレハブでないハウスメーカーの特徴を紹介致します!!

ご質問等お待ちいたしております!

ハウスメーカーの住宅プランについて

住宅プランはとても難しいですよね。

土地、周囲の環境、趣味、車の保有台数、自転車の保有台数いろいろ考えるとなかなかまとまらないことが多いですよね。

答えは1つではありませんが、できるだけ最良のプランで住宅は建てたいですよね。

ハウスメーカーで住宅建設を考えておられる方は、おそらくプロの設計、提案を期待しているのだと思います。        しかしながら、おそらく設計士(建築士)が考えてプランの提案は期待しないほうがいいと思います。おおよそはハウスメーカーの営業が、ヒアリングしてプランを書いてそのまま契約する流れがほとんどのように思います。               それでもとても良いプランを提示してくれることも多いでしょうが、担当営業の力量に左右されることがほとんどです。    ですのでハウスメーカーはかなり担当営業のウエイトが高いように感じます。

住宅プランはかなり経験が必要になり、いろいろな考え方やいろいろな住い方、家族構成、予算など実際には100%満足できるプランは難しいでしょう。

今までの私の経験での住宅プランのあるあるを紹介していきます。

乞うご期待!!

土地(敷地)について

建物と敷地の関係はいろいろな関係性があります

これから土地を購入する際、または元々お持ちの土地での建て替えなどさまざまなケースがございますが、マイホームを建築する際に当たって知っていて欲しい知識をご紹介したいと思います。

敷地の特性

敷地と接道の関係性

敷地の高低差

敷地の面積と建物の面積の関係性

隣地との関係性

日当たりの関係

ライフラインの関係

地盤強度について

地中障害について

上記を1つづつ丁寧に説明していきます