私の転職①企業とお金

私は何度となく転職をして参りました。

個人経営の会社から、業界トップまで幅広く勤務をして来て思うことがあります。

まず、やはり大きな会社(社会的知名度がある会社)は給料が明らかに多いです。

月々の給料が多い所もあれば、ボーナスが多いところもあるので転職をお考えの方は、よくある賞与●カ月という言葉には注意してください。これも好き好きがあると思いますが、私はボーナスという不安定要素よりは月々のお給料を重んじております。いろいろな、生活返済計画も立てられますので私には合っていると思います。ボーナス型は毎月を毎月の収入で計画して過ごして行くと、ボーナスは完全に貯金もしくは、投資などへの資金になるので、最終的にはお金が貯まりやすくなるように思います。

大企業ですと転職してすぐには、当たり前ですが転職時の約束されたお給料になりますがある程度認められるとみるみるうちに給料はプロパー社員と遜色ない金額になってきます。

ところが個人経営の企業ですと、就職活動で約束していた給料をきちんともらえないこともございます。実際に私も転職して小さな企業に入社した際に、社長より入社したばかりだから我慢してと言われました。私も3カ月間は正社員になれないことを知っておるので我慢しておりました。しかしその後も給料は上がらず約束された金額になる事はありませんでした。その時の上司にも掛け合いましたが話を聞いてもらえず6ヶ月でその会社を退職しました。

その際思ったのはきちんと約束された給料をきちんと書面でもらうことをしていなかったので、次回からはきちんと条件等は書面でいただくことをいたしました。

これは転職する皆さんは必ずやったほうがいいと思います。

私みたいな残念な時間を過ごすのは人生の中でとてももったいないことなので、参考にしてください。

また、福利厚生も全く比べようも無いくらいに大きな会社は手厚いことが多いです。大きな企業で働く人は、これを上手に活用しているように感じます。

福利厚生の中でも大企業は自社持ち株制度、今はどこでもあるかもしれませんがiDeCoなどの制度があり社員のお金に対する考え方が色々と育まれる仕組みがあります。その他自社の健康保険組合、共済保険など数え上げるといろいろあります。こんな事を言うと大企業で就職する事を進めている様に思えるかも知れませんが,そんな事はございません。

 なかなか、各企業のこのような細かな内容を自分で調べて確認する事は難しいです。そんなことを手助けしてくれるのが、転職エージェントになります。

質問、お問い合わせ等ございましたら是非上部のコメント欄にコメントお待ちしております。

転職.

先日,私の部下の女性からショッキングな報告を受けました。

「12月いっぱいで会社を辞めます」との事でした。

今までの社会人人生25年の中で、部下が退職すると報告を受けたのは実を言うと初めての出来事だった。何故なら、自分が部下よりも先に転職するケースがほとんどだったからだ。

今の職場には,9月でやっとこ7年目になり私の会社員人生の中でもベスト3には入る職場になっていた。

彼女は私どもの業界では、なかなか稀有な存在で現在社会人7年目に当たります。なかなか稀有な存在とは、私どもの会社自体もなかなか女性が育たない、向かない職種だと感じており体力的、精神的にもなかなか大変な業種である事は間違いないと思います。

私の転職人生は基本的に同じ業種で、どんどんといろいろな会社で得たスキルを次の会社で活かして自分の価値を上げていく様なものでした。

しかしながら、彼女の場合は大きな意味での業界は一緒ですが、官公庁への転職が決まったとの事でした。

詳しくは分かりませんが、28歳位までは新卒扱いという事で官公庁も人材を募集しているみたいです。なので公的資格を取得しているその位の人材は転職を視野に入れているかも知れませんので、心当たりがある場合は注視してください。

とは言う私も実はその頃に新卒で入社した会社を辞めて、転職をしました。

ですから、私も彼女から報告を受けた時に転職を留める事は出来ません。自分もそうやって今に至るのですから。

なかなか彼女も言い出せなかったらしく、苦しんでいて仕事が手に付かない状況でした。会社を辞めるのもかなりのエネルギーが必要ですから、またあまり自分の意見も言わずに優しい性格も起因して苦しかったのだろうと今思えば感じます。

日本はまだまだ男尊女卑が残っているのか、建設業は本当に女性が活躍している事を目にする事がとても少なく今後ともなかなか変わらない土壌を感じています。女性だけではなく建設業から若い人材が育っていかない様にも思えます。

女性が現場の仕事をする事は大きなゼネコンの現場で無いと成り立たないと感じます。私が働いているハウスメーカーではこの問題は解決する事が難しくこれから就職をお考えの女性は参考にして欲しいです。