転職⑧企業と風土(中規模企業編)

 また会社を辞めてしまった私は次の就職先も全く決まっていなかったために、今後このようなゆっくりとできる期間はないと考え、いろいろと考えましたが親孝行をしようと自分の両親を海外旅行に連れて行きました。
 妻の親も国内ですが京都に連れて行きました。
たまには、長期休暇があるのはいいものですが収入がなくなるとあっという間に貯金がどんどん無くなりました。
当たり前だと言えば当たり前なのですが、これは経験してみないとわからないちょっと恐怖にも似た思いをいたしました。

その後、新卒で入った先の会社のつてで、ある程度名の知れている中規模企業に入社することになりました。
そこはその当時では、自分なりにはなかなかの給与条件での待遇でした。
元々大して給料をもらっていなかったということもありますが、1社目の最終年収(29歳時点)はおおよそ400万円後半、2社目の年収(30歳時点)は1年勤務していなかったのですがおおよそ同じか少し少ないくらい今回の3社目は条件としては近い将来に責任者を任せられて、初年度は年俸制で600万円ということになりました。

なかなか同じ会社で働いていたら、このように急に2〜3年で年収は上がりません。
月収で言うとおおよそ10万円位多くなるのですから若い時の転職は同じ企業で働いているよりも好条件が望めるように感じました。なかなか同じ会社で勤めていても役職が上がったりしないと給料はそんなに上がりませんからね。

その時の仕事は、完全に現場監督の仕事になりました。
そこでは2×4工法、木造在来軸組工法の2種類を扱っていたので初めて間近で2×4工法を体験できました。
なかなか北関東でずっと仕事をしてきたのですが、2×4工法は見ることが少なくどのような構造かもほとんどわからない状況でした。
 また、自分で設計をしないものを施工管理することが初めてだったので、本音で言うと設計担当は全くのお絵描き先生だと心の底から思いました。正直なところ今でもそう思っております。
なぜかというと簡単に言ってしまえば、図面に絵を描いてお施主様と進めているがその絵をどのように現実的にするか、細かなディティールも全く考えていなく思いのまま進めてしまうのです。いつもこれはどのように作ろうかなどと自分で考えて、設計担当に確認して進めると言ったことを繰り返して現場を納めておりました。また、お施主様にも現場の納めを説明して進めるといったことがしばしばあり、その時以来設計担当の図面は信頼しておりませんでした。
 こんなことを書くと少し語弊があるかも知れませんが、ハウスメーカーの設計者なんて正直そんなレベルです。

やはり、現場の納めなどを解っていないといろいろな提案ができないし、根拠の無い提案事例もかなりな量がございます。

次回につづく

転職⑦企業と風土(個人経営企業編)

そこは個人経営と言っても社員20名くらいあるところで、友人の父親が社長をしている会社で私はそこでは社長の息子の友人という立ち位置で入社することになりました。
この規模の会社ですとどうしても社長の裁量がとても大きく、簡単に言ってしまうといい意味でも悪い意味でも『ワンマン企業』になっておりました。
また、周りからは社長の息子の次に色眼鏡で見られていたような気がします。

そこは、社員の最終学歴がほとんど専門学校卒の方々で大学卒の友人と私は少し浮いている感じさえしました。年齢は会社内ではちょうど真ん中くらいで年上、年下バラバラな構成でした。人間関係はというと最初は友人としか話すことはなかったのですが、もともとコミュニケーション能力には自信があったため割とすぐに馴染むことができました。

ここで初めて年下の先輩社員という存在ができました。年上の人も年下の人もここから全て『さん呼び』に自分の中で移行しました。それは今でも変わっていません。

この企業もとても若い企業で、平均年齢が27歳位の会社でした。
ほとんどが新卒からの入社で、中途入社は私と友人くらいでした。

このような規模の会社ですと給与体系も明確になっておらず、ましては福利厚生もどのようになっているかもわからない始末でした。
私は比べようがありますが、周りの社員はずっとこの会社にいるため全く気にしていないような感じがしました。正直、あまり詳しくはご説明できませんが、厚生年金や保険組合なども言われるがままのような状況にありました。
そこでは建設業界ではあるものの今までの経験、知識がほとんど活かされない職務でしたので、私としては新しいことを覚えて知人の力になろうと考えておりました。
資格もその当時は、1級建築士も取得していたために公共事業の入札などにはポイントを稼ぐためにも私の入社は期待されていたのかもしれません。しかしながら、初の転職もわずか8ヶ月で次の仕事も決まっていないのに退職してしまいました。

<中規模の会社から個人経営の会社への転職の難しさ>
 ・給料、福利厚生、退職金制度などへの不安と不信感が拭えない
 ・個人経営の会社の給与は、中規模の会社よりもおおよそ低い
 ・今で言うブラック企業が多い
 ・評価の基準が、好みになってしまっている
 ・ワンマン企業は振り回される
 ・将来の自分の立ち位置が不安になる

 ・友人の会社への入社はそこで友人関係も無くなってしまう恐れがあるので、お勧めできない

転職⑥企業と風土について (中規模企業時代編)

前回の続きになりますが、仕事の進め方は当時のいろいろな部署に、責任者になった同期の仲間と仕事をする事で体験出来ました。
やはり、仕事は一人では出来ませんし、一つの部署だけでは会社ではうまく事が運ばないのです。いろいろな部署との協力体制の構築によってそれまではできなかった事ができるようになり、よりスムーズに業務が運んだり,考えていなかった視点でのアドバイスを頂いたり良い事尽くめの環境になり、自らの業績もどんどんうなぎのぼりになって行きました。
この効果は、私だけでは無くその他の部署の同期達も同じように考えていたと思います。

ここでお伝えしたいのは、他部署との交流によっていろいろな仕事の幅が広がると言うことです。


実際にこれは体験してみないとわからないことかもしれませんが、中規模の会社でしたらこのような体験も経験の浅い時からできるかもしれません。このように中規模の会社でしかできないこと、経験できないことを主に自分の知識と自分の幅をつなげていくことができるのです。これはへ大きな規模の会社でも同じことなのですが、やはりある程度のポジションにないと経験することができないので若いうちに経験できた事は自分の中での財産になっております。

中規模の会社でいろいろな経験をすると、その当時の私みたいにいろいろな勘違いをして根拠のない自信で転職を考えたりすることもあると思います。
私はそうやって中規模の会社を退職し、知人の家の個人経営の会社に勤めることになりました。

中規模会社での経験と知識
・プレイヤーの経験と、マネージャーの経験が若い世代でできた
・責任者として、関係企業の経営者との交流ができて色々な知識と経験ができた
・会社での仕事の進め方や、他部門との交流による業務の展開の方法などを体験することができた
・会社組織の組織体系を学んだ
・マンパワーに頼るところが多かったので、個人の業務が多岐に渡るので大企業ではジョブローテーションでの経験でしかできないような幅広い業務を経験できた
・ブラックな環境でも、業務ができるタフな体力と精神力を養うことができた
・会社員としての給与制度、福利厚生の制度も当たり前の程度は理解できた

そこは個人経営と言っても社員20名くらいあるところで、知人の父親が社長をしている会社で私はそこでは社長の息子の知人という立ち位置で入社することになりました。
この規模の会社ですとどうしても社長の裁量がとても大きく、簡単に言ってしまうといい意味でも悪い意味でも『ワンマン企業』になっておりました。

このような規模の会社ですと給与体系も明確になっておらず、ましては福利厚生もどのようになっているかもわからない始末でした。正直、あまり詳しくはご説明できませんが、厚生年金や保険組合なども言われるがままのような状況にありました。
そこでは建設業界ではあるものの今までの経験、知識がほとんど活かされない職務でしたので、私としては新しいことを覚えて知人の力になろうと考えておりました。
資格もその当時は、1級建築士も取得していたために公共事業の入札などにはポイントを稼ぐためにも私の入社は期待されていたのかもしれません。しかしながら、初の転職もわずか8ヶ月で次の仕事も決まっていないのに退職してしまいました。

<中規模の会社から個人経営の会社への転職の難しさ>
 ・給料、福利厚生、退職金制度などへの不安と不信感が拭えない
 ・個人経営の会社の給与は、中規模の会社よりもおおよそ低い
 ・今で言うブラック企業が多い
 ・評価の基準が、好みになってしまっている
 ・ワンマン企業は振り回される
 ・将来が不安になる

転職⑤企業と風土について

これから就職する方、これから転職する方には知っていて欲しい事になります。
これは、建設業界の中だけでは無いと思いますが日本の企業は大きな企業にならばなるほど、画一化平均点の高さが求められます。
 何故ならば、大企業の仕事はシステム化されております、自身の能力や意欲、努力ではあまり業務成果での差別化が出来ないのが普通です。
これはよく言う大企業病の根源にもなるのかも知れませんが、大きな会社は自社の商品、サービスを向上させて営業、管理、販売をシステム化する事で極端に言ってしまうと誰でもあまり向き不向きも無く業務が出来る様になっております。
昨今の働き方改革も手伝ってか、とても働く環境は整って来ているのが現状です。
これと対称的な小さな会社はと言うと本当に両極端な現実があります。
特に中規模の会社に関しては、現在の大企業の20年前を見ている様に、まだまだがむしゃらな働き方を求められるところが多くあります。
個人の能力に任せて、営業、管理、販売を行っている所多く、良い意味だと個人の能力が発揮されて意欲、努力次第ではかなりの評価も望めます。個人の裁量が大企業よりも多いので、大企業で働くよりもとてもたくさんの経験も出来ます。それなので、中規模の会社は向き不向きが明確に出世、待遇にもあらわれます。

私はどちらかと言うと、画一的、平均的な性格では無いと自己分析しており、いろいろな性格分析にもその様な結果が出ているので恐らくそうなのだと思いますが、その性格も相まって現在の様に転職を6回もする事を選んだ人生になったのかも知れません。

私は前のブログでもお書きしましたが、大きさで言うと中規模の会社に新卒で入社しました。

そこでは、今となっては貴重な経験をさせて頂いたと思います。
そこでは本当に入社して半年も経つと最前線で独り立ちした業務を行いました。
肉体的、精神的にも厳しい環境下で働いておりました。その会社では業務のマニュアルがきちんと整備されていて、大まかな事はそのマニュアルを読み、実行して、理解して身に付ける仕事の覚え方で、今の様なOJT教育も無く,分からないながらも、若さでカバーしていた様に思えます。
当時は若い小さい会社でしたので人間関係が濃く社員の年齢も近かったせいもあり、部活の延長の様な感じで先輩、後輩関係が出来ていました。これを体育会系と呼ぶのかも知れません。業務でもかなり無茶な事もして来ましたが今では良い思い出です。そこでは20代の殆どをすごしたのですが、最終的には部下も7名いる責任者業務をしておりました。
その当時はあまり今ほどマネジメント業務などとは考えても無かったので、ただ管理をしておりました。同期の殆どがいろいろな所で責任者をしておりました。その時の仕事の仕方が今でも影響していると思います。

網戸について思う所②

前回は結局網戸の張り替えかたがメインになってしまいました。
今回は網戸の外し方をメインに説明したいと思います。


日本の建物の窓は引き違い窓が多いです。種類は引き違い窓のほかは、縦すべり出し窓、横滑り出し窓、ダブルハング窓、上げ下げ窓、FIX窓(開かない窓)が多く使われています。最近ではルーバー窓はほとんど見かけなくなりました。


基本的に窓が室外側に開かないものに関しては、屋外側に網戸が付いておりまして室外に開く窓(縦すべり出し窓、横滑り出し窓)に関しましては、屋内側に付いているようになっております。

いろいろな窓によって網戸の形も違うので、今回はオーソドックスで一般的な引き違い窓の網戸に関しての取り外し方をお教えしたいと思います。


網戸は簡単には外れません。簡単に外れてしまうと例えば3階4階の網戸が下に落ちてきたらとても危険ですそれなのでかなり軽量な網戸も簡単には取り外せないようになっております。

その仕組みはと言うと網戸の上側に外れ止めと言う機構が付いており基本的に網戸はサッシのはレールの上と下にはめるのですが、その余裕(あそび)の部分をなくすようにネジで外れ止めで固定して脱落防止をしております。
そのため、その外れ止めを解除しないと網戸自体が外れません。今回は私の家を例に外れ止めの解除の方法を外れ止めの写真を添付します。

この網戸のタイプは網戸の断面(縦側のレール溝)の上部に外れ止めが付いております現在は外れ止めが緩んでいる状況でこちらにあるビスを緩めて黒い樹脂の部分を中の上げてげて外れ止めのロックを致します。
だいたいの網戸の左右の縦側についているので両方を外してください。そうしましたら網戸の両端を持って上げて、下のレールが外れたら下ろすと網戸が外れます。その際に下が引っ掛かりましたら、戸車が邪魔しております。戸車は、網戸の下枠の外から5cmくらいの所にあるタイヤの様な物です。
それを指で押さえながら上げて外側に外します取り付ける際は逆のことをしていただければ結構です。

私は年に2回網戸もガラスも外してレールの掃除窓の掃除をしております。
しかしながらかなり今のガラス(障子)は重たいので皆さんがみんなやった方が良いとは思っておりません。
外に開く窓に関しましては、割とFIX網戸(はめ殺し網戸)が多いのでその網戸自体をやはり外れ止めが上かもしくは下もしくは両方についていますので、それを解除して外していただければ問題ないと思います。
こうして網戸の取り外しはできますが、必ず戻す際にはくれぐれも外れ止めを確認してつけてください。そうしないと事故になる可能性がございます。


話は変わりますが、私が昔展示場を施工した際には全ての窓に網戸はつけませんでした。
何故かと思って聞いてみると見掛けが悪いとの事でした。私はそんなに気にならなかったのですけれども、その当時はそういうものだと思い施工しました。
今の展示場はどんなのでしょうか後で確認してみます。
また外国のサッシには網戸がなかったように記憶しておりますがこれもまた後で確認してみます。


最近見た物件で引き違いのサッシの網戸が開かないようにロックできるようなものがございました。どういう理由でそういうものが付いているのか分かりませんでしたが、3階以上の建物はそのようなシステムが付いていても良いのかもしれません。落下の防止になりますから。

網戸は基本的に虫が室内に入ってこない様にするための物なので、超高層建物は虫がいないと聞いているので網戸は要らないのかも知れませんね。

網戸について思う所①

皆さんのお宅にも恐らく有るであろう網戸についてのお話になります。

今の網戸の網の糸の色はほとんどがブラックだと思いますが、昔はグレーのような色が一般的でした。何が違うかと言うと視認性かと思います。ブラックの方がより外がくっきり見えます。

網戸の網目の隙間も何種類かございまして、目が細かいものなどあります。新築の際には恐らく選べないと思いますが、網戸の網は何かをぶつけたり、劣化もしますので頃合いを見て張り替えをおすすめ致します。私の自宅も5年〜7年で張り替えました。

DIYでも結構できちゃうと思います。

網戸の枠に網を留めているゴムを取り除きます。こちらは新しいものに交換した方がいいと思います大体4方ぐるっとハマっていると思いますので、取り外します。その際太さの確認をしてください。新しいものを買う際に必要になります。

ゴムを取り除くと網が外れます。これで取り外しは終了です。

網を買う前に一度確認してもらいたいのは、網戸の枠の大きさです。

網を張る部分の大きさよりもできればたて、横とも15〜20cmぐらい大きさが有る網をご購入ください。

ギリギリの大きさですと張り替え作業がかなり難しくなります。

網を買う際にもう一つ注意がございます。外した網戸を少しハサミで切って持って行き、網目の大きさ色を確認してください。特に同じで無いとならないわけではございませんが、今よりも目を細かくなど考える場合は現物と比較した方が手っ取り早いです。

網の張り方は平べったいクリップで網戸枠に網を張ってその上からゴムを溝に入れ込んでいきます。その際に網が少し斜めになってしまうことがありますがあまり気にしなくて私はいいと思います。かなり近くで見ないと確認出来ません。簡単に説明するとこんな感じです。100円ショップでも道具は揃うと思いますが、あ網とゴムはホームセンターで買うと良いですね。

なんだか、網戸の張り替え方に今回はなってしまいましたが、次回は網戸の違った部分の説明をしたいと思います。

質問、お問い合わせ、コメント等ございましたら是非上部のコメント欄にコメントお待ちしております。

床下収納

皆様のお宅には、床下収納はございますでしょうか?
1階の床と基礎との空間を使った収納になります。

使い方はそれぞれですが、1階にキッチンがある方は奥様がいろいろとその床下収納に長期保存するものをしまっておられる方もかなりの数で見受けられました。
今は、そんな事をするよりも収納スペースをたくさん確保して快適な家事空間をご希望される方がほとんどでしょう。時には、床下収納を外して周りの基礎の空間に梅干しや梅酒を漬けたものなどちょっとした地下室倉庫並みに利用しているお宅もございました。
しかし,床下収納を使用するのはかなりの筋力が必要になります。
おおよそ床の高さより30〜40cm下の部分に物を置くという事になるので、取り出す際には男性でもかなりの重労働になると思います。
本当に有効に床下空間を使うならば、床下収納は床下空間の出入り口と割り切って床下収納の周りの基礎の上に物を置いて乗り出す際は床下収納を取り出して基礎の上に降りて出し入れする事をお勧め致します。

私が考える床下収納の設置についてですが、私の家ももう建ててから10年ちょっと経ちシロアリ被害がないかを床下収納から潜って全体をほふく全身で見回りました。
その際に特にシロアリなどの被害はなかったのですが,埃の堆積が酷いことになっておりました。何度も仕事で床下を潜る経験をして来たので、ある意味織り込み済みでしたが基本的に新築工事をやってきたので10年ものの埃は初体験でした。
しかしながら、今更どうやって掃除をしていいかも分からずいろいろと思案している状況です。


 私の家は1階に洋室が3つと納戸、トイレがあり2階にキッチンと洗面、トイレ、お風呂があります。なので、床下にはこれらの水道の配管、排水の配管などが設置されております。また、木造ですので床を支える束が90cmごとに立っていて基礎と床の土台までの空間はおおよそ40cm程度の空間になります。中は真っ暗で夏でもひんやりした空間になります。

床下は空気の循環と湿気などを取り除くために一定の換気量が必要になります。そのため外気を取り込む隙間を作って置くわけですが、その小さな隙間から埃が入って来るのです。
この埃の堆積を取り除くのは一苦労です。掃除機をかけるのも大変ですし、水拭きというのも大変です。掃除の事まで考えていなかったのでこれからいい案を考えないとなりません。

考えられる対策としては今更遅いのですが、何個か床下収納を設置して置けば掃除機をかけるのもモップをかけるのもかなり楽な筈です。それほどまでに掃除をしないとならない訳ではございませんが建物診断をする際にはしておいた方がいい様に専門家でもある私は思います。

意外に気にされていないと思いますが、排水管や給水菅が有るところも出来れば保守管理、修理の為にも適所で床下収納を設けた方がいい様に考えます。
新築時にはなかなか考え付かないので、新築をお考えの際には留意して頂いてもいいと思います。


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私の転職④遍歴

私が最初に社会人になったのは、小さなハウスメーカーでした。小さなハウスメーカーといってもは関東、中部位まで展示場を持った会社でした。
私の実家のすぐそばの住宅展示場にも展示場があった木造の注文住宅メーカーでした。
業務は、営業が契約してきた住宅を最初からお引き渡しまで1人で一貫して行うちょっと特殊な業務でした。恐らくこのように全てを一貫して行う業務スタイルはあまり無いと思います。今までの私の知見でも地場のハウスメーカーくらいしか知りません。

簡単に業務の内容を時系列に箇条書きにしてみましょう。

  • 契約後の顔合わせ(契約時のあらかたの図面とをもとに再度お客様のヒアリングをして問題のない図面にするために打ち合わせをする。)
  • ヒアリングをもとに敷地測量図、構図を確認して道路、用途地域などを役所に行って確認する
  • 法的事項と照らし合わせて、お施主のヒアリングをもとに図面を提案する
  • お客様のご要望とある程度の予算に合った最終的な図面を作成する
  • そこで確定した図面の内外部の仕様打ち合わせする。その際に電気配線の打ち合わせもする。
  • 図面と仕様が決まったところで、お施主様にお見積もりを提示する
  • おおまかな図面が決まったところで、確認申請を提出する
  • ここで何度かの交渉があり、最終的な図面と仕様と金額を決める
  • 契約時の金額との差額を変更工事契約書として契約書と図面に印鑑をいただく
  • 確認申請と融資が許可になるなったら、工事が着手する
  • 工事もそのまま私が監督するので、お引き渡しまでお客様の住宅のお手伝いをする簡単に言うと上記のような内容になりますが、大学を出たて、社会人になりたてほやほやの若造がこれを全部やっておりました。今思うとお施主様はとても心配だったんじゃないかなと思います。私が施主だったら心配です。しかも、その当時は資格は何も持っていなく、名刺にも資格は一切書いて有りませんので心配になるのは当然だったと思います。しかしながら、良いか悪いか別として学生時代から老け顔では定評が有ったせいか、お施主様にあまり歳を聞かれたこともなかったので見た目の貫禄で、安心して頂けたのかも知れません。

そう考えると、やはり見た目はかなり重要な要素になるのだと感じて、逆にそれを武器にお施主様からの信頼信用を受ける様業務して参りました。

歳は聞かれないにしても、22歳の新卒の私がお子様はいらっしゃるの?ご結婚はされているの?など聞かれ、お施主の小さなお子様にはおじさんと自分から言わないとならない状況になったりと今考えると自分で言うのも何ですが可哀想な感じさえします。

仕事も土日休みと言うことで入社しましたが、お施主の打ち合わせなどでほとんど土曜日は出勤でしたし、勿論働き方改革などありませんので残業も毎日していて、恐らく毎月100時間は軽く超えていたと思います。こんなに残業しても、給料に見なし残業込みと言う今ではよく分からない制度があったので、残業してもしなくても一定の給料しか貰えませんでした。建設業界のあるあるだったかも知れません。勿論今ではこの様な事は建設業界、その他でも無いと思いますので、これから就職を考えている方は心配しないで下さい。

今回はここまで

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私の転職③遍歴

ここで私の就職から転職遍歴をご紹介しましょう。

私は大学3年生後半位から就職活動していました。その当時の就職活動は、家にとっても分厚い就職雑誌(恐らくリクルート)が送られてきて、そこに企業の新卒募集内容と企業の実績内容等が書いてある本当に分厚い本が届いておりました。そしてその本の中のハガキなどを利用して各企業に応募すると言う形態が普通でした。もう25年も前のことなので今の様に携帯電話も皆が持ってる時代ではありませんでしたが、当時私は携帯を持っていたので合否の連絡先は携帯のほうに来るようにしておりました。携帯電話を持っていない人は、固定電話の留守番電話を必ずセットして合否の連絡を待っていました。

最初は企業が行う会社説明会(セミナー)を受けに会場に赴き、会社説明会を聞いた後に、そこで1時試験の筆記で受けるような形が多かったと思います。

私は大学在学当時は建築学科でしたので、就職先も建設会社を考えておりました。中でも住宅メーカーを主に考えており、できることならログハウスをやりたかったと記憶しております。しかしながらログハウスをメインでやっている会社がその当時はほとんどなく1社ほどしかセミナーを受ける事はありませんでした。

建設会社、ハウスメーカーのセミナーはおおよそ設計希望か工事監督(工事)希望か2つに分かれておりほとんど大学時代はみんな設計を勉強していたりするわけでみんな設計希望が多かったと思います。それで設計では就職できなそうだと思った人が工事監督になっていたようなイメージがございます。私は大手ハウスメーカーの就職試験は工事監督希望と言うことでほとんど受けておりました。正直あまり大学の成績も良くありませんでしたし、落ちこぼれ的な成績だったためです。専攻は構造をとっていたので設計志望でも良かったのかもしれませんが当時それほど設計の憧れていたと言う事はありませんでした。

その当時に私が重要視したこと

  • 自宅から通える職場→出来れば転勤などはしたくなかった→大企業はむり
  • 土日が休みたかった→ほとんどハウスメーカーは土日休みは無かった
  • 土日が休みたかった→ほとんどのハウスメーカーの設計は火水もしくは水木休み
  • 出来ることなら設計と監督もしたかった→地場の工務店くらいしか無い

全く今の学生とは自分の就職感が違っていると感じています。

そんな中で、私が最初に就職した会社は、、、、、、、

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私の転職②転職エージェント

ここで転職エージェントについて、私の経験談を紹介いたしましょう。

転職エージェントは簡単に言ってしまうと、転職希望者と企業をマッチングしてくれる方々です。

紹介する各企業の内情にはとても詳しく、自分が知りたい事を各企業に確認してくれるので、正直ありがたい存在です。

全く転職希望者はお金も掛かりませんので、ノーリスクですので、ある程度の年齢やキャリアがある方は使わない手は無いです。どうしてお金がかからないかというと転職希望者を人材希望企業に入社が決まることで企業より成功報酬を頂いているので、転職希望者は全くの無料でサービスを利用できます。

もしかすると、有料の転職エージェントもあるかもしれませんが、それはかなりのハイクラス転職、ヘッドハンティングレベルのものになるので、一部の方々にはとても有利に使えるサービスだと思います。

転職を考えている方ならある程度の事はご存知かと思いますが、私が受けた転職エージェントのサービスを下記に箇条書きにしてみます。

・履歴書、職務経歴書の書き方や、アピールの仕方を教授して頂ける

・いろいろな企業の特性を把握しているので、適切な企業を紹介して頂ける

・必ずでは無いかもしれませんが、企業面接に同行して頂ける

企業との交渉ごとを自分の代わりにしてくれる→ある程度事が進んできた際に、企業になかなか個人では聞きづらい事の入社の際の条件(給与面、時期)もより良い条件に交渉して頂けます。これが1番私は有難く感じました。

本当にいろいろな企業と、転職を希望する人の間を取り持つマネージャーのような存在とても頼もしく、いいサービスだと思います。

転職エージェントにも、得意、不得意の企業があり例えばAエージェントは企業Bには太いパイプがあるけど、企業Cにはあまりパイプが無いなど、よくある事で自分が志望している企業が得意なエージェント会社を選ぶといいでしょう。

そのためには、何社かエージェント会社を利用する事をお勧め致します。

私は<個人のエージェント>、<エージェント企業>を5社主にお願いしておりました。これはネットの転職サイトで登録すると、エージェントから企業紹介の連絡が来るので、登録をしてみるのもいいと思います。

とは言うものの、実際には現在の企業への転職活動で利用しただけで、他は自分で転職サイトで調べたりして就職活動をしておりました。

このように転職エージェントを利用すると、私が以前に経験した約束の給料をもらえなかったりなどのトラブルも回避できると思いますので、もしまた私が転職をする際にもお願いすると思います。その際には、機会があったら有料サービスも受けてみたいですね。

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